冨樫とエミネムを応援する日記

ほぼHUNTERXHUNTERの感想

ヒソカvsクロロ 素朴に面白い

・354回(ジャンプ感想 25号)
 夢のバトルも4週目。佳境に入ってきました。一部ではストーリーとの関連が不明なことから「どうでもいいから王位継承戦見せろ」「暗黒大陸編はよ」という声もあるようだけど、さすがに焦りすぎというか落ち着いてほしい。そんなの説明してくれるに決まってる、ゆっくり待とう! 勝手な見解だけど、今回は10週縛りじゃなく20週近くやる――そう思わせる安定度がある。なので、このハイレベルな念バトルを楽しもう。
 バンジーガムを本気で使うバトルは天空闘技場のゴン戦以来ずっと見たかったもので、ゴトー戦での「自分を発射する」という奥行きがでてからより興味深いものになった。クロロ戦では考えうる限界まで披露してくれそうだからマジで期待大。



 さらにドッキリテクスチャーとのコンボが控えてるわけで、刻印やらスタンプってのは相性抜群。高確率でクロロの裏を取りにきてくれるはず。コミックスの説明だとドッキリテクスチャーを使えることを知ってるのは旅団ではマチのみとあったけど、過去の戦いや飛行船前のやりとりで、「体を保護・修飾する能力がある」てのはクロロも把握してるはず。ただ、人形なりどこにでも付けられるてのは知らないぽい≒初見殺しできるのでいまのとこヒソカの優位は間違いない。



 まぁ人間の頭がボーリングの球と同程度の重量なんたらは「キルアのヨーヨーが特注で50キロ」に比べるとスケールダウンしたなぁと思うけど、それはそれで……。次週も楽しみです。

 そういえば先日「アントマン」を観たらスーパーよくできていて感動した。特に小さくなって量子の世界に突入するシーン。あれを映像化したのはガチですごい。どんなのかと言うと映画史で屈指のOP、「コンタクト」(地球から遠ざかっていく映像)の逆バージョン。



1年に1回くらい見返す


 ひたすら小さくなっていく。これを見て、あのカイトちゃんとコアラの会話を思い出した。小さいという概念はエネルギーの総量とイコールではないうんぬん。ハガレンでいう扉の向こうである人間の精神では理解できない世界。コアラの懺悔に初めて出会った時は、「世界観がぶっこわれてしまう基地エピソード」「冨樫……大丈夫か」とシンプルに思ったけど、もしかしたらあれを含めて描写してくれる(世界の真理に迫る)ことが今後あるかもしれない。とにかく「アントマン」を見てハンターへの理解が深まったという話で。おわり。