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- ワールド・オブ・ライズ 2008 リドリー・スコット
彼らしい作品。ブラックホーク・ダウンと同等に面白い。ただタイトルが内容と微妙にあっていないような。*1宣伝ではクロウとディカプリオの対立を煽っていたけど、それそのものが嘘じゃん、みたいな(笑)これは狙ってやっている気もする。*2嘘といっても完全なでっちあげではなく虚実を織り交ぜそれっぽくみせるのがミソだからね。
だらだらやらずにガンガン場面展開をしていくので、緊張感がとぎれることはない。その分気合いをいれて観る必要がある。正直体力を消耗した。現実世界でハマスがあんなことになってるとはいえ、正月にこれをもってくる配給会社は少し頭がおかしい。出来はいいけどヒットしない作品になりそう。
レオ様は何だか社会派エージェント役が本当に板についている。ものすごくかっこいい。対してラッセル・クロウ演じる上司役は本当に米国の膿そのもの。超優秀で実際彼によって世界の均衡が保たれているのかもしれないけど、だから世界はおかしいんだよ!と(笑)もうっちょっと優しく謙虚に、そして肩の力抜いた方が良くなるんじゃないですか?と。それにしても、ラッセルの迫力はとんでもないよなー。こんな豚役は彼しか演じられないのでは?インパクトだけならレオ様より上。こういう立派な反面教師を未来の大人(子供)にみせるというのは映画業界の重要な役目。ああいうクズには直感的に嫌悪を抱くようにすり込ませることができるかもしれない。大人になってからじゃ手遅れということが世の中多い。マーク・ストロング演じるハニも、いかにもな感じのはまり役だったので、これが彼の代表作になることは間違いない。
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そういえば、元々はジェシカ・アルバがエロくて超可愛い的なポップに釣られたんだった。でも、思ったより自分の好みに合わないことが判明。ちょっと残念。ジャレット役は良かった。
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