冨樫とエミネムを応援する日記

ほぼHUNTERXHUNTERの感想

 アバター  90点

 時代に取り残されてはヤバイということでアバターを見てきた。気にはなっていた3D映像を初めて体験。USJTDLのアトラクションレベルまではいかないけど、思ってたより迫力があって満足。奥行きがでてくるので、人の体もよりリアルに感じられる。アバターに出てきた海兵隊員が皆ごっつくて、すごい。そして、これからのAVは3Dで売り出すしかないと思った。メガネ別売り可。早急に製作してくれまじで。質感がホント、全然違う。そういえばこないだ国立科学博物館に行ったら、シアター360の内容が大幅に改善されていて感心した。将来、ああいうのと3D技術を組み合わせたら面白いだろうな。
 で、本編だが、とにかく監督のバランス感覚がハンパないなと思った。ザ・ハリウッドという万人向けな創り。わずか39日で歴代一位(タイタニックが一年半かけてつくった記録)の興行収入を叩き出したのがそれを証明している。まぁその分とんがってないので、個人的には終わり方も含めて若干物足りなかった。僕としてはとりあえずでかい生物がでてきてほしかった。ロングイみたいな奴。せっかく別の惑星なんだからもっと色んな生物が見たかった。それこそ、ラストで「自然が怒ったら凄まじいんだぞ」というのなら、規格外の出番ジャン。たぶんにもののけ姫(やナウシカ)の影響を受けていたと思われるけど、だったら、デイダラボッチだしましょうよ、と。ミストでも最後に六本足でてきたyo!。(あれは人間に負けたけど。)
 ミストと言えば、トゥモローワールド(95点)の終わりの方がこれと同レベルの神々しさを漂わせていて素晴らしかった。ラストも黒沢清の回路そっくりなのに、それでいて、希望に満ち溢れている。実に対照的。あれだけ「人類」の胸を熱くさせる作品はそうないだろな。

  • おまけ

個人的にはこれから3D版を観るときは川崎まで行くことにした。

【3D方式】
◆REAL D−
方式:円偏光フィルター
メガネ:最軽量・50円程度・持ち帰り可・使い捨て・常に新品・メガネ常用者用&子供用もあり・レイバンが唯一専用メガネを市販している
映像メリット:首をかしげても3D画像は崩壊しない。
映像デメリット:方式の特性上画面が多少暗く感じる。
◎劇場:ワーナーマイカルシネマズユナイテッド・シネマ、シネマイクスピアリなど

DOLBY 3D−
方式:分光フィルター
メガネ:軽量・1万円以上・返却・アルコール消毒使い回し・運が悪いとメガネ曇ってる・メガネ常用者用&子供用なし
映像メリット:首をかしげても3D画像は崩壊しない。色再現性が他方式より高い。
映像デメリット:特にない
◎劇場:HUMAXシネマズ、T・ジョイ系列など

◆XPAND−
方式:液晶シャッター
メガネ:重い・5800円程度・返却・アルコール消毒使い回し・運が悪いとメガネ曇ってる・メガネ常用者用&子供用なし
映像メリット:首をかしげても3D画像は崩壊しない。
映像デメリット:方式の特性上メガネの液晶シャッター切替限界で画像がチラつく&暗い。
特性上スクリーンとメガネが平行になるようにしないとシャッターの偏光に阻まれさらに暗くなる。
レンズが小さいので メガネフレームが邪魔
◎劇場:TOHOシネマズ、MOVIX、109シネマズ、イオンシネマシネプレックスシネマサンシャイン、新宿バルト9、新宿ピカデリーなど

IMAX デジタル3D−
方式:偏光フィルター
メガネ:軽量&視野が広い(子供用あり)・500円程度・返却・アルコール消毒使い回し・運が悪いとメガネ曇ってる
映像メリット:映写機2台使うため他方式より明るい。IMAX専用コンテンツ映像では他を圧倒するほどの3D映像になる。
映像デメリット:首をかしげただけで画像ブレて(乱視状態になる)
方式の特性上メガネがスクリーンに対して垂直・水平の状態を保たないと映像は崩壊する。
◎劇場:109シネマズ(川崎、菖蒲、箕面、名古屋)