冨樫とエミネムを応援する日記

ほぼHUNTERXHUNTERの感想

 相撲系

<番外編>反社会的な「事実」 (田原牧の「西方からの手紙」)
東京新聞特報部デスクの人が相撲騒動について興味深い記事を書いてたので紹介。
リンク先を読んでくれれば話は早いのだけど、毎度のこと要約も一応↓

大相撲スキャンダルで報道されている「情報」は杜撰。
スキャンダルは大きく分けて二つ。ひとつめは「維持員席」。

昨夏の名古屋場所山口組弘道会の面々が観戦していた問題。
一部報道されていた、極道の維持員席での観戦の狙いは
「大相撲のテレビ中継に暴力団員が映ることで、
受刑中の親分(6代目山口組組長司忍)を励ますため」というのは笑止。
親分が子分を励ますことはあっても逆はご法度。
(特に弘道会はそうした筋目についてうるさい)
しかも、組長は刑務所では「昼夜独居」待遇。
通常、独居房ではラジオが聴けるだけ。
これは警察の創作と担当記者の鵜呑みだとしか思えない。


維持員席は協会の経営安定のためのシステム。
後援してくれる個人や企業などに、野球でいう「年間シート」のような形で買ってもらう。
この影響をするのが「お茶屋(相撲案内所)」。
昨年、高齢で廃業した名古屋のお茶屋Mが差配していた席が件の件。
大相撲と極道の関係は江戸時代に遡るが、その蘊蓄は専門家に任せるとして、
お茶屋Mが廃業した際、その分の「権利」は
江戸時代から続く浅草が本拠の老舗的屋組織「C一家」が預かることに。
全国的にも極道間の媒酌人としては格のある「C一家」とてこのご時世、余っているカネはない。
席をさばかねばならず、その一部がお互い「ちょっと頼むわ」といったノリで、
名古屋を制圧している同業の弘道会に流れたとしても驚くことじゃない。

ふたつめは野球賭博
琴光喜を揺すったという元力士の容疑者は業界ではチンピラ以下。
大相撲の多数派は後援者を介したりすれば、大手の親分連中に多少なりとも面識がある。
一昔前「○×親方のタニマチは山健系」とか「△□親方の所は弘道会系」なんて話をよく耳にした。


通常、このレベルなら、その筋の人々に処理を頼めば、即時に鎮火する。


しかし、今回はそうした解決策が採られなかった


解雇された大嶽親方(元貴闘力)の相談先は警察官←ここポイント


反理事長派である貴乃花に通じる改革派(琴光喜、大嶽、阿武松らは、貴乃花応援団)は
「ばくち大好き」であるにせよ、極道とは相対的に距離のある人々。
皮肉にも今回の騒動で極道と通じているという暗黙の理由で、切られた。

「ちょっと騒動になりすぎはしたが、これで昔ながらの協会に戻る。
外部委員会は何もできない。ほとぼりが冷めるまでの辛抱だ」
守旧派からはそんな声が漏れ聞こえ。本質的な協会改革はむしろ遠ざかった。

今回の騒動は異様。2つのスキャンダルとも
最近、極道が大相撲への介入を強めたとか、対応を変えたという問題ではない。
縁も切れてはいないが、昔ながらの関係。

変わったのはむしろ、警察や警察を支援する「社会的勢力」の人々。

この騒動は偶然?それとも意図したキャンペーン?。
少なくとも、この一連の騒動で「反社会的勢力一掃」という台詞が繰り返され、
「ヤクザに人権なし」の社会的合意がいっそう強化されたことは間違いない。
騒動の渦中、象徴的な事件があった。*1
知人の空き部屋を好意から借りただけで詐欺容疑。
これは新左翼の活動家たちにはしばしば適用されてきた公安の手法。
かつての「赤軍罪」とか「オウム罪」や「総連罪」と同じノリ。
「反社会的勢力ならば、超法規的な手法も構わない」
−この短絡的な発想の怖さは、それが必ずそう思っている当人たちにも跳ね返ってくる点にある。

結論は皆さんに考えてほしい。
この騒動の本質はどこにあるのか。
「取り調べ可視化」など権力の暴力装置に対する牽制の動きにたいしての反抗?
あるいは「極道解体」という公安警察の新たな食い扶持確保のための示威行為?

「清濁併せ飲む」という大人の知恵への反感?
(極道という「社会的存在」がなぜ消えないか問題)
単純な潔癖主義という幼稚なポピュリズムに警察も押し流されている?
(「非実在青少年」規制にもつながる)
切り口はいろいろ。

最後に(略)←良いこといってたので原文みてみて。

以上のように、盛りだくさんの内容で、日々報道してる割にくそつまらねー一般報道とは密度が違いすぎます。それはワイドショーネタを限界まで面白くした↓のコラムでも全然太刀打ち出来ないくらい。
フモフモコラム:琴光喜に1億円を請求したとされる疑惑の元力士がモノホンすぎてワロタwww

んで、僕が怒りを感じているのは時たまテレビにでてくる「相撲ジャーナリスト」なるものを名乗る輩は、100%確実に↑の内容を(より詳しく)知っているにも関わらず、口外しないことだったりする。あんたらなんの為に働いてるんですか?と。てか、この相撲騒動、選挙前でネタないから毎日やってるオーラがすごいする。弘道会が絡んでいることがわかりました〜とか数日前にしたり顔で大々的に報道し始めたりしてたけど、そんなん常識じゃなかったんですか?小出しのタイミングにいらいらする。名古屋場所生中継やめるし、胴元の名前暴露したし、これで選挙終われば皆忘れるから大元のところは変えなくても構わんだろ、とか思ってそう。杞憂になることを祈る。

 あと、前も書いたけど、どうせならこれを機に野球賭博(もといスポーツベット全般)を解禁してもらいたい。パチンコを暴力団追放の名目で平沢勝栄先生率いる警察がのっとったように(笑)まぁこれも警察は実質日本最大の極道みたいなもんなので、いろいろ問題あるんだけど。詳しくは↓

パチンコ「30兆円の闇」 (小学館文庫)

パチンコ「30兆円の闇」 (小学館文庫)

あ、そういえば2014年を目処にカジノ解禁を目指して動いている国際観光産業振興議員連盟(カジノ議連)の草案をちらっと調べたら、普通にパチンコの換金合法化も同時に進めていてワロタ。これ、実に巧みに(利権集団が)やってるくさい。なんか本気で野球賭博のシマを明け渡せ的な運動も絡んでると邪推。いちパンピーとしては早々に野球ベットを日本語で安全にやりたいので、ガンバッテクダサイ。世界が少しずつ公正になっていきますように。

元力士で7ヶ月で辞めたけど質問ある? : TRTR(・Д・;)