ジャンプ感想 35・36号
ＨＵＮＴＥＲ×ＨＵＮＴＥＲ、この先の展開予想 - 岡田斗司夫公式ブログ
遂に再開！一話目にして、大方の予想通り薔薇には副作用があるということで、その説明が入りました。放射能より厳しい毒！被毒者の肉体が毒そのものになるというトンデモな代物、核爆弾＋生物兵器を想起させる悪意の集大成的な存在。。どの程度の接触で感染してしまうのかはまだ説明がないけど、とりまここまでは予想通り。コムギを隠し通す作戦は絶対うまくいかないｗとして、今後どうなるのか本当に期待。毒といったらワクチンなので、王が抗体を生み出すor取引してワクチン入手で生き残る可能性もあるけど、うーむ。蟻編が終わるとしたら、やはり開始時点で女王に食べられた兄、もといコルトが育てているもう1人の女王から生まれた子供（24巻でそこそこ成長してた人型）が最後に絡む気がしてならない。
大まかな流れとしては→コムギと王の対話イベント→王プフ死亡→コルトたちがきて来て整理（5000体の繭とか）→ハンター協会界隈のゴタゴタ（ドキュンぽい副会長が会長になる等）→関連？してジャイロ編（モノホンの悪意）→主人公サイドはひとまずリハビリの旅へ→な感じかなぁ（予想）
蟻編は、冨樫センセのテーマ（人間考察：幽白の黒の章の延長）に挑戦した助走であって、以降の話でもう一回正面からぶつかってくる、というのが僕の基本的な読み、というか期待。キメラアントは寄生獣のパラサイトであって、エルフェンリートにおけるディクロニウス。そういう外部をいれることによって「人って何？」的な問に答えようとしているんだと思う。
- ワンピース
ハンター復活に併せて、ワンピース・ナルト・ブリーチがそれぞれ盛り上げてきたとこにジャンプの一体感をみてとった。本屋にこの四作品の最新刊が並んでいるのも胸熱。ワンピースは1回休み→先週の全員集合がパワープレイながらうまく極めてくれたのでさすがだった。今回に関しては特に感想ないけど（笑） 修行の成果でワンサイドゲーム、に期待。
やるじゃん！！おもしろいよ！！ナルトへの仕込みがシスイの目だったとはねー。丁寧に読んでいれば予想できたかもしれないので、ちゃんと読み込んでなくてすみませんでした感がある。イタチが仲間になったのは素直にうれしい。穢土転生とかれるまでの命とはいえ、精一杯活躍してもらいたい。カブトさんは、大多数の転生組が封印されたにも関わらず、依然として自信満々で主導権を得られるかのように思っているみたいだけど、それが長門をフル活用することによるモノなのか、さらなる奥の手があるのかは微妙なところ。
- トリコ
インフレがどこまでいっちゃうのか気にしたら負けだと思う。特に整合性の点で問題が多いグルメピラミッド編のカロリー消費設定はあれ限りにしてほしいな。三途の道で補給しながらとはいえ、1日数百体の強モンスターを相手にしてたとか、一発で破綻しちゃうから。山が流れてくるとこはワンピのノアとシンクロしてる感じがした。
- めだか
「柔道の試合としては反則負けの高貴くんに、コンバット・サンボの試合としてはレフリーストップで負けた鰐塚さん、ということで両者檻から出られません」とはならない積み重ねをきちんと描写できてた気がする。カイジがしょっちゅう気にしている、双方が理を組み立てた場合、周りはどちらを採用するか、という話。簡単に言えば空気作り。
- ST＆RS
面白いけど展開はえー 書き溜め分なのかしら。
- 叢鋼 byやしろ学
「な…何だそりゃあ!?」「こいつ…高性能すぎる!!」近年の読み切りの中ではROOM303級にインパクトのあるマンガ。正直、金未来杯をすでに獲った感がある。この精度で週刊連載が可能であれば、ムヒョやぬらりに続く連載作品になり、それ以上の人気を得ることができるでしょう、常識的に考えて。
前作の新鬼ヶ島が結構良くて、アイシルの村田さんが褒めてたこともあって、何となく覚えていたけど、まさかここまで完成度の高い作品をもってきてくれるとは思わなかった。内容では「冴えない奴が身だしなみを整えたらカッコヨクなる」がどストレートすぎて素で驚いてしまったことと、少女が正体現すとこの絵が良かったのと、零二が大戦中に作られた試作機だった描写が終盤にきていて説得力と可能性を感じたのと、最後がありきたりながらしっかり締めていた辺りが高得点。
村田雄介ツイート
「新鬼ヶ島」の人の受賞作読みに新人賞のサイト覗いたら「VIP木島」って作品も面白かった。木島君イカス。来てるな〜新世代！http://www.shonenjump.com/j/manga-shou/treasure/comics/101018_vip.html
http://twitter.com/#!/NEBU_KURO/status/25209113608724480
今週の叢鋼って読み切りが凄ぇ良かった。前にも呟いた事あったけど、やっぱりこの人ただもんじゃなかったな。
