冨樫とエミネムを応援する日記

ほぼHUNTERXHUNTERの感想

 007 カジノ・ロワイヤル 2006 93点 

主演がダニエル・クレイグに変わった時、多くの皆さんと同様に僕も「なんだこのゴリラは!ジュード・ロウにしろよボケ」と思ったんですけど、出来上がったものを見たらこれまた多くの皆さんと同様に「最高傑作! クレイグ最高!ショーン・コネリーみたいだ!」となりました(笑)

原点回帰が見事に成功している。全作鑑賞+小説もちゃんと読破した007ファンな僕ですが今作品はマジでおすすめできる。観にいった人は序盤の20分で「あぁ元とったな」と思えることでしょう。OPクレジット導入が以前と異なり、でもそうきたかー みたいな意表のつかれ方があった。んで、その後のセバスチャン・フォーカン(パルクールの人)とダニエルの追走劇がとにかく凄い。鮮やかすぎる。ボンド見に来て、ヤマカシみたいのがでてくるとは思わなんだ。

中盤以降もとにかく映像が綺麗で、ダニエルはマッチョだけどスーツ着るとビシッとするし、エヴァグリーンの可愛さは反則。空港テロ阻止や、航空会社の株価操作(911のユナイテッドとアメリカンが大量に空売りされてた件ね)とか、いった現実世界の出来事を(皮肉を利かせて)反映させてたり、なんかもう書き出すととまんねーからそろそろやめよう。あぁでもカジノ(カシノ)シーンだけ付け加えよう。原作ではバカラだったゲームが、今はやりのポーカーに変更してて、これがまた見事というか、心理戦もうまーく描いてて素人がみても面白い構成になっている。負けてもっと金をよこせ!→あげない→じゃあ敵ぶっころすからいいよ とか若かりしボンドワロス

Qがでてこないのがちょい残念だったかな。次作では(マニュアル)アストンマーチンの活躍に期待しようwとにかく2時間20分 最初きいたときは長ーとおもったけど長さにはわけがある。おなかいっぱいになる映画だたよ。

クリスマスプレゼントに誰かください